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グルテンってなに?
グルテンってなに?
こんにちは!
カロリートレードジャパン名古屋緑区店です。
今回はグルテンについて解説していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
グルテンとは
グルテンとは、小麦粉に含まれるグルテニン、グリアジンの2種類のたんぱく質が水を加え捏ねることにより、絡み合ってできる成分です。
食品に弾力と粘り気を与えることにより生地の伸びをよくし、さまざまな食感を生み出すことができます。
例えば、パンのもちもちとした食感やケーキのなめらかな食感は、小麦粉に含まれるグルテンの作用によるものです。
小麦粉はたんぱく質含有量により分類されるのが一般的であり、たんぱく質の多い順に強力粉、中力粉、薄力粉の3種類に分けられます。
つまり、グルテンの含有量は強力粉が最も多いと言えます。パスタやピザと言った小麦粉を使用している食品はたくさんあるため私たちにとってグルテンはとても身近な存在なものなのです。
グルテンは体に悪いのか?
小麦製品の美味しさには欠かせないグルテンですが身体への悪影響が心配される面も考えられます。
よく知られているのは、小麦アレルギーといったグルテン不耐性などの食物アレルギーです。
グルテンは体内で消化されにくいので異物となって蓄積し腸内環境を悪化させる原因に繋がります。
腸内環境の悪化は、身体に様々な不調をもたらします。
グルテンの影響による不調はアトピー性皮膚炎や喘息といった、目に見えるアレルギー反応もあれば頭痛や腹痛といった自覚しにくい症状もあります。
お腹の張り、肩こりやむくみなどと慢性的に感じる様々な不調はグルテンが影響している可能性もあります。
グルテンが含まれる主な食品とは?
・パン、パン粉
・パスタ、ラーメン
・ケーキ、ドーナツなどの洋菓子
・ドレッシング、醤油などの調味料系
・ビールや調味料など
グルテンはパンや麺などの主食だけではなくビールや調味料など、意外な食品にも含まれております。
グルテンフリーのメリットorデメリットについて
メリット
グルテンフリーのメリットは、カロリーの過剰摂取を抑えることが挙げられます。
小麦を含む食品には菓子パンやスイーツなど脂や砂糖を多く含んでいるものも多く、過剰摂取により体重増加の原因になります。
また、小麦には食後の血糖値を上げて過剰に分泌されるインスリンにより脂肪をため込むというリスクもあります!
ご飯よりパンが好きだという方も多いかと思いますが、実はグルテンには中毒性があるとも言われております。
グルテンの中毒性により食べいたという衝動が起きてしまい、ついついと食べ過ぎに繋がります。
グルテンフリーを取り入れる事によりグルテンの中毒性から解放されて、脂肪や糖の過剰摂取が抑える事ができます。
また血糖値の上昇が緩やかにし脂肪をため込むリスクも軽減できます。
デメリット
デメリットとしてグルテンフリーにこだわりすぎると、栄養バランスが偏りやすくなってしまいます。
グルテンフリー食品には小麦に含まれるビタミンBやミネラル、食物繊維なが不足している場合があります。
極端なグルテンフリー生活によって必要な栄養素が不足する可能性があります。
またグルテンフリー食品には、添加物が多く含まれているので注意が必要となります。保存料や発色剤、人工甘味料などの添加物は、腸内環境を悪化させる原因の一つとなります。
健康のためのグルテンフリー生活も添加物が入った食品を口にしてしまうことにより、腸内環境は改善しにくいといえます。
グルテンフリー食品だからといって安心せずに、原材料表示を確認することが大切となります。
グルテンフリー食品を見分けるポイント!
グルテンフリー認証マークをチェックする
認証機関であるGFCOの認証基準はグルテンの含有量が10ppm以下であり、国際的な基準の半分という厳しいものとなります。
厳しい基準をクリアしているGFCOのグルテンフリー認証マークがある食品を選べば安心と言えるでしょう。
原材料表示やコンタミネーションをチェックする
小麦は主食以外の食品にも含まれているので、原材料表示の確認が必要です。
原材料表示は、配合されている量が多いものから順に記載されます。小麦が後ろの方に記載されている食品もあるので、見逃さないようにしっかりと確認をしましょう!
また、小麦を含む商品と共通の設備で製造していないかどうか、コンタミネーションの確認も大切です。コンタミネーションとは、食品を製造・加工するときに、原材料として使用していない食品やアレルゲンなどの特定原材料などが混入してしまうことです。グルテンによるアレルギー症状が強い方は「本品製造工場では、小麦を含む製品を生産しています」などの表示がある食品も避けた方が安心といえます。
最後に
今回はグルテンについて解説させていただきました。
グルテンにはメリット、デメリットがあるので上手く食生活に取り入れ活用していきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!