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便秘の原因と解消法

便秘の原因と解消法
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    皆さんこんにちは!

    カロリートレードジャパン名古屋緑区店です。

    今回は、便秘の原因と解消法について解説していきたいと思います。

    ぜひ最後までご覧下さい!

     

    便秘のメカニズムについて

    まず食べ物を食べると胃へと運ばれます。その後、胃液によってお粥状に消化され、小腸で体内に必要な栄養分と水分を吸収します。

    吸収しきれなかった残りカスは大腸へと運ばれ、水分が吸収されて固形の便になり、最終的に肛門より体外に排出されます。

    ですが、何らかの理由で大腸の動きが鈍いと便が長く留まってしまい、水分を吸収しすぎてしまいます

    その結果、便が硬くなって排出しにくくなり、便秘となってしまいます。

     

    便秘の種類について

    機能性便秘

    大腸や直腸の働きが低下することで起こる便秘。機能性便秘は、以下の3つに分けられます。

    ◎弛緩性便秘

    大腸の運動が低下することによって起こる便秘。

    腸管の緊張が緩み、便を押し出すぜん動運動が十分に行われないため、大腸内に便が溜まりやすくなります。その結果、便から水分がなくなっていき、やがてカチカチに硬くなってしまいます。便秘の中では、最も頻度が高いです。

    ◎痙攣性便秘

    副交感神経が過度に興奮することによって腸管が緊張し、便がうまく運ばれず、うさぎのフンのようにコロコロとした便になる。精神的ストレスや過敏性腸症候群などが原因。

    ◎直腸性便秘

    便が直腸に到達しても排便のサインが起こらず、直腸に便が停滞してしまう状態のこと。排便を我慢することが原因となるほか、高齢者や寝たきりの人に多い。

    器質性便秘

    腫瘍で腸管が狭くなるなど、物理的な障害によって便が通りにくくなって起こる便秘。

    血便、激しい腹痛、嘔吐などがあればすぐに病院へ行って診察を受けましょう。

     

    便秘になる原因

    便秘の原因は人によって様々ですが、食事や運動、生活習慣の影響によって慢性的な便秘が引き起こされることがあります。

     

    ストレス

    便秘の原因の多くはストレスによるものと言われています。

    消化した食べ物を腸の中で動かしたり排出したりする腸管のぜん動運動は、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスによって保たれています。しかしストレスが溜まると交感神経が優位になり、動きが停滞してしまいます。それにより、排便習慣のリズムが乱れ便秘を引き起こしてしまいます。

     

    過度なダイエット

    腸内にはある程度の便がないと便を押し出すことができず、排便が難しくなってしまいます。

    過度な食事制限ダイエットで食べる量を減らしてしまうと、栄養が偏ってしまい、食物繊維の摂取量が減ります。

    その結果、便のカサと水分量が減少し、便自体の量が減ってしまい便秘につながってしまいます。

    また、ダイエット中は脂質を制限することがありますが、脂質は便の滑りを良くする作用があります。

    さらに、脂質に含まれる脂肪酸は大腸を刺激してぜん動運動を促進する効果が期待できるため、適度な脂質の摂取が便秘解消に役立ちます。

    体に必要な栄養が不足すると、血行不良や自律神経の乱れを引き起こして腸の働きを悪くすることがあるので、身体に負担がかかり過ぎるようなダイエットは避け、バランスの良い食事を摂るように心がけましょう。

     

    運動不足による筋力の低下

    腸のぜん動運動は、運動不足により筋力が衰えることによっても動きが鈍くなります。

    その結果、筋力不足が原因で腹筋の力が弱くなり、便意を感じても上手く排便できなくなるケースもあります。

    デスクワークで椅子に長時間座っていたり、少しの距離でも車に乗ることが多いなど、日常的に運動量が少ない人は筋力不足が便秘を引き起こしている可能性があります。

     

    食生活の乱れ

    野菜が不足していたり肉ばっかり食べるなど、食生活の乱れも便秘を引き起こす原因となります。

    肉類に含まれる動物性タンパク質は、過剰に摂りすぎると悪玉菌のエサになって腸内環境を悪化させることがあります。

    また、野菜には、消化吸収されずに大腸まで届く水溶性食物繊維・不溶性食物繊維が含まれており、それぞれの食物繊維には便秘解消につながる特徴があります。従って、適度に野菜を摂取することがとても大切になります。

    野菜が不足していたり肉ばっかり食べるなど、食生活の乱れも便秘を引き起こす原因となります。

    便は水分を含んでいるからこそ、容積が膨らみ、大腸内を移動しやすい硬さとなります。カチカチの硬い便となって排出しにくくなってしまいます。

     

    水分不足

    便は約75%が水分、残りの25%が食物繊維を含んだ食べ物のカスと腸から脱落した腸内細菌の死骸などの固形成分です。

    便は水分を含んでいるからこそ、容積が膨らみ、大腸内を移動しやすい硬さとなります。

    そのため、水分不足になると便の水分量が減り、カチカチの硬い便となって排出しにくくなってしまいます。

    日常的に水を飲む機会が少ない人は、水分不足が便秘を引き起こしている可能性があるので、こまめに水分を補給するようにしましょう。

     

    便秘の解消法

    水分をしっかり摂る

    便を柔らかくするためには、水分摂取は欠かせません。こまめに水分を摂るようにしましょう。
    また、起床時に水を飲むことで睡眠中に体から出てしまった水分を補えると共に、腸に程よい刺激を与えることができます。

     

    適度な運動を行う

    適度に体を動かすことで、腸の活動を促します。ハードな運動でなくても、ウォーキングなどできる範囲で行いましょう。
    また体を動かして運動することができない方は、ストレッチやマッサージ、お腹を温めるなども腸の動きを促すことができます。

     

    生活リズムを整える

    仕事や家事に追われて忙しい毎日を送る方も多いかと思います。急には難しいかもしれませんが、生活のリズムを整え、しっかり睡眠時間を確保して自律神経を整えることで、腸へ良い影響を与えてくれます。

     

    食物繊維を多く含む食べ物を摂取する

    食物繊維は、便通を整える作用があります。

    食物繊維には多くの種類がありますが、水に溶けない『不溶性食物繊維』と水に溶ける『水溶性食物繊維』に分類されます。

    不溶性食物繊維には便のかさを増やしたり腸を刺激して便通を促進したりする作用があります。玄米、ブロッコリー、ごぼうなどの野菜類に多く含まれております。

    一方、水溶性食物繊維は大腸内で善玉菌の増殖に役立ち腸内環境を整えます。

    善玉菌は腸内の環境を酸性にすることによって悪玉菌の増殖を抑え、腸の運動を活発にするはたらきを持っています。

    水溶性食物繊維は、わかめやきのこ、納豆、ごぼう、おくら、アボカドなどに多く含まれております。

     

    最後に

    今回は便秘の原因と解消法について解説させていただきました。

    便秘で悩まれている方は、日常生活の中で解消するための対策をできることもあると思うので、ぜひ参考にしてみて下さい。

    最後までご覧いただきありがとうございました!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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