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肉に替わる未来のタンパク質食材!昆虫食に迫る!
肉に替わる未来のタンパク質食材!昆虫食に迫る!
最近では将来的な食糧不足が不安視されていますが、そんな中注目されつつあるものが「昆虫食」です。
最近ではふるさと納税で昆虫食を提供する自治体があったり、気軽に購入できる昆虫食を販売するコンビニも出てきたり、昆虫食は私たちの身近な存在になってきています。
「昆虫を食べるの!?」と思われる方も多いかと思います。しかし。昆虫食は食糧不足を解決するだけではなく、ダイエットやトレーニングにも効果を発揮するのです。
今回は、肉に替わる未来のタンパク質食材として注目が集まる「昆虫食」について、たっぷりとご紹介させていただきます。
そもそも昆虫食とは!?
「昆虫食」とは、その名の通り昆虫を食べるということです。
2013年に出された国連食糧農業機関の報告書で、2050年には世界は深刻な食糧不足に陥るそうで、その解決策の一つとして昆虫食が提示されました。
抵抗がある人も多いかと思いますが、外国では現在でも地域によって昆虫を日常的に食べています。
さらに、日本人も昔から昆虫を食べているのです。現在でも一部の地域ではイナゴの佃煮、蜂の子やザザムシ料理などが伝統食として残っていて、地域の方々に食されています。
昆虫食が効果を発揮する理由
昆虫食がダイエットや筋トレに効果を発揮する理由は、次のようなものになります。
①必要な栄養素を兼ね備えている
筋トレには、筋肉の回復と神経の成長を促進する効果がある「オメガ脂肪酸」という栄養素が重要とされています。
また、筋肉を肥大化させるためには、超回復の際に必要になる「タンパク質」も不可欠になります。
昆虫食はこれらの栄養素を兼ね備えています。例えば、コオロギのタンパク質は、鶏胸肉の2倍以上にもなるそうなのです。
②食物繊維が豊富
昆虫食には、食物繊維が多く含まれています。食物繊維を多く含む食品は歯ごたえがあるので、自然と咀嚼回数が増えます。
咀嚼することで脳の満腹中枢や交感神経からは「神経ヒスタミン」という物質が分泌されますが、この神経ヒスタミンには食欲をおさえる働きがあります。
食欲を抑えられると余計な間食もしなくてすむので、ダイエットにとって非常に有効になります。
③脂質の摂取を抑えられる
タンパク質はダイエットや筋トレなどに重要な栄養素ですが、動物性タンパク質は脂質を多く含んでいる場合もあり、調理法によっては、脂質の過剰摂取につながることも考えられます。
昆虫食も動物性タンパク質が豊富ですが、脂質も多く含んでいる場合があります。
しかし、乾燥コオロギの場合、そのままの脂質は19.2%ですが、パウダー化すると10.8%まで下げることができ、ダイエット中の食事のサポートとして利用することができるのです。
昆虫食の見た目が気になる人には
ダイエットやトレーニングに効果があると分かってはいても、その見た目から抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。
そのような場合には、加工された昆虫食を利用してみましょう。
「クリケットパウダー」と呼ばれるコオロギの粉末は、ラーメンやパスタ、パンやクッキーなどに使用されています。
無印良品では「コオロギせんべい」が販売されているので、お手軽におしゃれに(!)昆虫食を摂取することが可能です。
まとめ
今回は、肉に替わる未来のタンパク質食材として注目が集まる「昆虫食」について、現役トレーナーが解説してきましたが、いかがだったでしょうか!?
環境にも健康にも良いと話題の昆虫食は広がりつつあり、今後も拡大していくと考えられます。
その見た目から抵抗を感じる方も多いかもしれませんが、取り入れやすい方法からチャレンジしていくことがおすすめになります。
このブログで紹介した内容を参考にして、ダイエットやトレーニングに昆虫食を取り入れ健康的な毎日を送りましょう。
Let’s EnjoyHealthy Life!!
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– この記事を書いた人 –
カロリートレードジャパン緑区店
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西山 将太
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