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動物性タンパク質と植物性タンパク質の特徴

動物性タンパク質と植物性タンパク質の特徴
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    動物性タンパク質と植物性タンパク質の特徴

     

    今日は身体にとって重要な栄養素のタンパク質には、動物性タンパク質と植物性タンパク質の2つがあり、それぞれに特徴があるので紹介していきます。

     

    目次

    1.タンパク質とは

    2.動物性タンパク質のメリットとデメリット

    3.植物性タンパク質のメリットとデメリット

    4.理想的なタンパク質の摂り方

    5.まとめ

     

    1.タンパク質とは

     

    タンパク質は体を構成する主な栄養素で、人の身体は約60%~70%が水分で出来ていますが、その水の次に多い成分がタンパク質で約15%~20%ほどがタンパク質で出来ています。
    人の体の筋肉をはじめ、皮膚、髪の毛、内臓、血液や骨などほぼすべての部分がタンパク質から出来ているので、水分に次いで多い成分なのです。

     

    2.動物性タンパク質のメリットとデメリット

     

    肉、魚、卵、牛乳や乳製品などから摂取することが出来るタンパク質のことを動物性タンパク質と言います。

    動物性タンパク質のメリットは、必須アミノ酸を豊富に含んでいることです。
    アミノ酸とはタンパク質を合成するために必要な物質で、体に必要なアミノ酸はほとんど自身の身体で生成することが出来ますが、必須アミノ酸は自身の身体で生成することが出来ないので、食品で摂取しなければならない栄養成分です。

    動物性タンパク質のデメリットは、植物性タンパク質と比較すると脂質が多めなので、お肉の種類や部位によってはカロリーを摂りすぎてしまうリスクがあります。

     

    3.植物性タンパク質のメリットとデメリット

     

    植物性タンパク質とは植物に含まれるたんぱく質のことで、タンパク質含有量が多い物だと大豆、枝豆やエンドウ豆などの豆類、玄米、小麦や蕎麦などの穀物は比較的多く含まれています。

    植物性タンパク質のメリットは、動物性タンパク質の食品に比べると脂質が少なめでカロリーを抑えることが出来ます。

    植物性タンパク質のデメリットは、動物性タンパク質とアミノ酸の組成が違うので、体に必要な必須アミノ酸の量が動物性タンパク質に比べると少ない為、タンパク質の吸収率が悪くなってしまいます。
    また、重量当たりのタンパク質の含有量もお肉やお魚などに比べると少なめで、植物性タンパク質だけでしっかりとタンパク質を取ろうと思うと、かなりの量を食べないといけないのでそこもデメリットです。

     

    4.理想的なタンパク質の摂り方

     

    動物性タンパク質に偏って摂っていると、脂質が多くなりがちでカロリーオバーにより肥満の原因になってしまう可能性が有り、植物性タンパク質に偏って摂っていると、タンパク質含有量が少なく、かつ吸収率も悪い為にタンパク質が不足してしまう可能性が有ります。

    動物性と植物性の両者にメリットとデメリットが有るので両方をバランスよく取ることが理想的なタンパク質の摂取方法になります。

     

    5.まとめ

     

    今日は動物性タンパク質の特徴と、植物性タンパク質の特徴を紹介してきましたが、人間の体は様々な栄養をもとに出来ているので特定の食材に偏ることなく、まんべんなく食べることが健康の為には必要ですので、いろいろな食材を楽しい食事で食べて、ついでに適度な運動を行って健康を目指しましょう。

     

    ―この記事を書いた人―

    カロリートレードジャパン長岡市店

    パーソナルトレーナー

    坂之井 広樹
    さかのい ひろき

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