ライフスタイルに合わせたトレーニング時間とは？

仕事や家事などの忙しい毎日の中、トレーニングを続けることは大変ですよね。

仕事前の朝の時間や仕事終わりの夜の時間に行うなど、人それぞれのライフスタイルにあわせた時間帯でトレーニングをしている方が多いことでしょう。

しかし、トレーニングの効果をアップさせるためには、最適な「時間帯」や「タイミング」に行うことが重要になってきます。

せっかくトレーニングを行うのですから、トレーニングのパフォーマンスを最大化できるようにしたいものですよね。

そんなときにお勧めしたいのが、「ライフスタイルに合わせたトレーニング時間」なのです。

トレーニングにおすすめの時間帯

結論から言ってしまいますと、トレーニングにおすすめの時間帯は、「夕方から夜」になります。

それはサーカディアンリズムと言われる「体内時計」の働きと関係しています。

私たち人間は、地球の自転によって、「朝を迎えて夜を迎える」という１日のリズムがあり、生まれながらこのリズムに適応して生活をしています。

ある大学でのトレーニングの時間帯の研究結果によると、トレーニングの能力は21時に最高値に達しますが、俊敏性を表す全身反応時間は21時に最低値を迎えるとのことです。

さらに、午前中に軽い運動を行うと、午後の運動パフォーマンス向上に貢献してくれて、全身持久力や柔軟性、最大無酸素パワーにおいて、効果が明らかなのだそうです。

また、筋肉が作られやすい時間帯も重要になってきます。

筋肉を作る働きに関係する成長ホルモンは、運動する時間帯によっても分泌量が変わり、朝よりも夕方のほうが、分泌量が上がると言うことが最近の研究で分かってきました。

さらに、よい睡眠は成長ホルモンの分泌を促します。

就寝時間から逆算して3時間くらい前の運動はよい睡眠をもたらしてくれるので、筋肉の修復や合成をスムーズにしてくれます。

これらのことから、昼間に仕事をされている方は、仕事前の朝に軽く体を動かし、仕事が終わった後にトレーニングを行うことが、効果を最大に得られるポイントになってくるのです。

トレーニングを避けた方がよい時間帯

おすすめの時間帯とは反対に、トレーニングを避けた方がよい時間帯もあります。

①早朝

総長は体が温まっていないことから、少しの運動でも心拍数や血圧が高くなりやすく、心臓への負担が大きくなります。

さらに、日中と比べて筋肉が固まっているので、そのような状態で筋トレをすると怪我のリスクが高まります。

朝にトレーニングをする場合には、トレーニング前に入念なストレッチを行い、体をしっかりとほぐしてから行うようにしましょう。

②寝る直前

寝る直前にトレーニングをしてしまうと、交感神経を活発にさせやすくなるため、寝つきが悪くなったりすることがあります。

また、疲労が残りやすくなったり、筋肉痛が激しくなったりして、かえって逆効果ともなります。

さらに、トレーニング後に栄養補給をしないと身体への負担が大きくなるので、就寝の3時間前にはトレーニングを終了させるようにしましょう。

③食事後すぐ

食事後すぐにトレーニングを行うと、血液が筋肉に供給され、胃腸への血液循環が不十分となって、消化不良を起こす可能性もあります。

さらに、満腹状態でトレーニングを行うと、気持ちが悪くなることもあります。

食後に筋トレを行う場合には、食後1時間半ほど経ってからトレーニングをスタートするようにしましょう。

トレーニングに最適な時間は生活リズム次第

トレーニングにおすすめの時間は、「夕方」という考えも根深く、根拠も多数ありますが、これは、1日の中では、夕方の時間帯のトレーニングの効果が、最大になるということです。

外国の大学の研究結果のなかには、「筋トレの時間を朝にしても夕方にしても、筋力向上率も筋肥大の大きさにも差が無い」という報告もあります。

つまり、トレーニングはどの時間帯に行っても、筋肉がつく効率には差がないとも言えます。

しかし、夕方は朝に比べて、「体温が上昇していて筋肉が動きやすい」「交感神経の動きが活発」「成長ホルモンの分泌量が多い」という状態になっています。

このことから、午前中よりも夕方の方が力を出しやすくなっているのです。

ただし、夕方が効果的というのは、1日で見た場合であって、数ヶ月単位で比較した場合、筋トレをする時間帯による差はほとんどないのです。

朝でも夕方でも、継続することによって、トレーニングの大きな効果が得られるのです。

まとめ

今回は、おすすめのトレーニング時間について、現役トレーナーが解説してきましたが、いかがだったでしょうか！？

トレーニングの効果を最大限に引き出してくれるおすすめ時間はありますが、トレーニングで重要なことは継続することです。

時間にこだわりすぎなくても、トレーニングを習慣化できれば、高い効果を得ることはできます。

このブログで紹介した「ライフスタイルに合わせたトレーニング時間」を参考に、ご自身のライフスタイルにあったトレーニング時間を見つけて、それを習慣化していけるようにしましょう。

最後まで見ていただきありがとうございました！

Let’s EnjoyHealthy Life!!

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– この記事を書いた人 –

カロリートレードジャパン緑区店
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西山　将太
にしやましょうた

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