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トレーニングとナトリウムの関係
どうも!
千種店トレーナーの小松です。
トレーニング中やスポーツ中は熱中症症対策やパフォーマンス向上のため水分補給を勧められますが実際の効果を知っている方は少ない印象!
体内の水分バランスを調整するために塩分は重要な役割を果たしているのです!
今回はナトリウムと筋トレの関係性について解説いたします!
ナトリウムと塩分
食品を購入の時、「食塩相当量」と「ナトリウム」と、2種類の表記がされているのを見たことないですか?
ナトリウムは「400mg」、塩相当量は「1.0g」みたいに表されることが多い印象です。
ナトリウムよりも食塩の方が、2.5倍ほど多くなっていますね。
食塩成分の一部はナトリウム(Na)はミネラル、。ナトリウムと塩素が結合した塩化ナトリウム(NaCl)を食塩と呼んでいて、ナトリウムよりも食塩の方が多いのは、塩素の量を含んでいるからです。
私たちがとっているナトリウムのほとんどは、この塩化ナトリウムの形で、ナトリウムを摂ろうと考えるとき、その摂取源は塩分、すなわち食塩となリます!
筋トレ中に塩分を取るべき理由3選
筋トレ中に塩分を取るべき理由は3つです。
- 脱水症状を防ぐ
- インスリン感受性を正常に保つ
- 痙攣を防止
【筋トレ中に塩分を取るべき理由1】 脱水症状を防ぐ
筋トレ中に汗をかいた場合、水だけ摂っている人は注意が必要です。
発汗したとき水だけを飲んでも尿になるだけで、脱水は回復に向かいません。
塩分を一緒に取らないと、脱水状態から回復できません。
【筋トレ中に塩分を取るべき理由2】インスリン感受性を正常に保つ
インスリンの働きや分泌量が正常にもかかわらず、十分な効果を発揮していない状態のことをインスリン感受性の低下と言います。
塩分が足りないと、インスリンの働きが薄れていく可能性があり、インスリンは血糖を下げる働きのあるホルモンです。
効果が発揮されないと血液中を流れるブドウ糖という糖が増えてしまい、血管が傷ついたり脂肪になりやすかったりします。
【筋トレ中に塩分を取るべき理由1】 痙攣を防止
筋トレ中は汗をかき、喉も渇くので水分を多く取る人が多いです。
ですが、水分ばかりを多く体に取り入れると体内の塩分量が薄まり、頭痛や吐き気、痙攣を引き起こす原因となります。
塩分を取らないと体内での塩の成分であるナトリウムの濃度が低下、結果、水分が濃度の薄いところから濃い方に移ろうする状態を低ナトリウム血症といいます。
この状態になると細胞の外から内に水分が移動して膨らみ、様々な不快症状が起こり得ます。
代表的な症状が筋肉が攣る状態でトレーニング効率が下がることはもちろん筋肉の成長においても不利に働きます。
塩分の摂りすぎによる悪影響
一方、塩分の摂り過ぎが体に悪影響を与える可能性もあります。
高塩分の食事を摂ると、体内のナトリウムの濃度が上昇、水分が引き込まれます。これにより血液の量が増えることで心臓への負担や血圧上昇のリスクが高まる可能性が増加、高血圧になると、血管が収縮し、筋肉への酸素や栄養素の供給が滞る可能性が上がります。
最悪の場合脳卒中などの病気になるリスクも
結果として塩分と筋トレの関係を考える際には、適切なバランスが重要。
日常的な食事においては、過剰な塩分摂取を避けるために、塩分の含まれる食品の摂取する際は量や一日のバランスを意識して
食べることが大事。
トレーニングを行う際には、適度な塩分摂取を心掛けることが大切で、特に長時間の運動や激しい運動後は、適度な塩分補給がマスト。
まとめ
今回はトレーニングとナトリウム(塩分)の関係やトレーニング中に塩分を摂る理由。
摂りすぎによる弊害などをまとめました。
水分量や塩分量は摂りすぎも摂らなさすぎもよくないです!
塩分過多や塩分不足、水分過多や水分不足にならないように一日の摂取目安を作ることが一番大事です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
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