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3キロ痩せても意味なし?ダイエットは体重ではなくBMIや体脂肪にこだわるべき理由

皆様こんにちは!
ダイエット&ボディメイク専門パーソナルトレーニングジム
CALORIE TRADE JAPAN 旭川 代表トレーナーの丸山 輝星 (まるやま こうせい)です。
3キロ痩せても意味なし?ダイエットは体重ではな
くBMIや体脂肪にこだわるべき理由
男女問わず多くの人が今日もダイエットを継続しているかと思いますが、その指針となる数字は何にしているでしょうか?
大抵の人は「体重」を指針にしているはずです。
しかし、例え3キロのダイエットに成功したとしても、それは本当の意味で成功しているとは言い切れません。
なぜならば、身体の中には変わらない量の脂肪が蓄えられている可能性があるからです。
本当の意味でダイエットを成功させるには、体重ではなく「BMI値」や「体脂肪」にこだわるべきだと言えます。
この記事では、「ダイエットは体重ではなくBMIや体脂肪にこだわるべき理由」について解説していきたいと思います。
体重だけでは理想の体になれているとは言い切れない
誰もが何となく自分の理想的な体重が目安として頭の中にあるはずです。
多くの人は社会人になる前の学生時代の体重が基準になっているかもしれません。
しかし、冒頭でも解説した通り、例え体重が軽めだとしても、理想の体になれているとは限りません。
その逆に、少しくらい体重が重くても、ウエストやヒップなどが引き締まっていてスリムに見える人もいたりします。
違いとなるのが「脂肪量」や「筋肉量」なのです。
BMI値
近年は健康志向の人が増えたため、これまで聞いたことがないような専門用語も身近になってきています。
BMI値や体脂肪率といった数値もその1つです。
このBMI値は、体重だけで判断するのではなく、身長を含めた値を算出できるので、理想的な体を目指すためにより精度が高い指標とすることが可能となります。
BMI値とは、身長と体重から計算される肥満度で、「体重(キロ)÷身長の2乗」で割り出すことができます。
例えば70キロの体重の人で、身長が175㎝であれば、「70÷(1.75×1,75)」という計算式でBMI値が算出できます。
この例の場合は、「22.8」というBMI値となります。
「18.5未満=痩せ」「18.5~25=普通体型」「25~30=肥満(軽度)」「30~35=肥満(中度)」「35~40=肥満(重度)」というような指標となる数値と照らし合わせることで、肥満レベルを判断することができるのです。
上記の例であれば、「22.8」というBMI値なので、普通体型ではあるが若干太り気味であるということが分かります。
体脂肪率
体脂肪率は、「体重における体脂肪の割合」を表したもので、「体脂肪量(キロ)÷体重(キロ)×100」という計算式で割り出すことが可能です。
ただし、体脂肪量を自分自身で算出するのは不可能ですよね。
そこで必須となるのが、「体脂肪を計ることのできる体重計」です。
体脂肪を測ることができる機器は、「生体電気インピーダンス法」という方法で体脂肪を計算しています。
これは、体に微量の電気を通すことで、脂肪量を測定しているのです。(脂肪はほぼ電気を通さないという特性を利用している)
すなわち、体脂肪率を知ることができれば、自分の体内に脂肪と筋肉量のバランスが把握できるのです。
男性であれば「~11%:痩せ」「11.1%~16%適正」「16.1%~25%やや肥満」「25.1%以上:肥満」
女性であれば「~18%:痩せ」「18.1%~26%適正」「26.1%~33%やや肥満」「33.1%以上:肥満」となります。
標準体重の計算方法も存在する
実は「標準体重」は簡単に計算ができるので、目安の体重をある程度正確に知ることができます。
「身長(m)×身長(m)×22」という計算式でそれは算出できます。
例えば身長が150㎝の人であれば「49.5キロ」、160㎝の人であれば「56.3キロ」、170㎝の人であれば「63.6キロ」です。
この体重を目安にすれば、自分が太り気味なのか痩せているのかが分かるわけです。
体重だけでなくBMI値や体脂肪などを目安にしながらダイエットすべき
ダイエットを行う際、どうしても体重ばかりが気になってしまうものですが、引き締まった理想的な体を作る為には前述した「BMI値」や「体脂肪率」などを参考にしながら進めていくべきです。
その為には、食事制限をするだけでなく、ある程度の運動習慣が必要になります。
これまでは、「運動=ランニングやジョギングといった有酸素運動」というイメージがありましたが、近年では筋トレによって筋肉量を増やし基礎代謝を上げることがとても重要視されるようになってきています。
筋トレで程よく筋肉を付けながらも、有酸素運動で代謝を促し、適度な食事管理で摂取カロリーをコントロールするというダイエットが一番健康的で理想的な体型に近づける方法だと言えるでしょう。
まとめ
今回は、「ダイエットは体重ではなくBMIや体脂肪にこだわるべき理由」について解説してきました。
体重だけではなかなか自分が理想的な体型なのかどうかが判断しにくいため、BMI値や体脂肪率といった数値を参考にすべきです。
これから本格的にダイエットを始めるという人は、ぜひBMI値や体脂肪率を計測しながら進めていくようにしましょう!
最後まで見ていただきありがとうございました!
CALORIE TRADE JAPAN 旭川 代表トレーナー 丸山 輝星