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【貧血】貧血って何?基準となる値について解説

【貧血】貧血って何?基準となる値について解説
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    こんにちは!

    札幌のダイエット&ボディメイク専門パーソナルトレーニングジム

    CALORIE TRADE SAPPORO パーソナルトレーナーの吉川 隼生(よしかわ としき)です!

    【貧血】貧血って何?基準となる値について解説

    貧血ってよく聞くけどどうなったら貧血なの?

    今ある症状が貧血のせいかどうか知りたい

    貧血ってどうやって治すの?

    女性に起こりやすいとされている貧血。

    それは食物の嗜好の違いや月経の有無などが関係しています。

    男性でも油断はできません。

    一度しっかりと貧血について考えておきませんか?

    この記事では貧血の基準から様々な症状まで、徹底的に解説します!

    ぜひ最後まで御覧ください!

    貧血の基準値と原因について

    貧血の基準値

    貧血とは「循環血液中の赤血球総量の減少」と定義されています。

    赤血球は酸素を運び、全身へ酸素を届ける役割をしていますが、それが減少する原因は

    赤血球産生量の減少」もしくは「赤血球消費量の増大」のいずれかです。

    このようにして貧血となりますが、どこまでがセーフでどこからがアウトなのでしょうか。

    医学的にはそういった基準値がしっかりと設けられています。

    WHOの貧血の基準では

    分類 ヘモグロビン濃度
    成人男性 13g/dL未満
    成人女性

    小児

    12g/dL未満
    妊婦

    幼児

    11g/dL未満

     

    となっています。

    ヘモグロビンの値を使用している理由は、赤血球の総量を測定するのは困難だからです。

    貧血の原因

    貧血になる原因は「赤血球産生量の減少」と「赤血球消費量の増大」です。

    ・赤血球産生量の減少

    何らかの原因で赤血球が作れなくなる部類の貧血です。

    鉄欠乏性貧血、鉄芽球性貧血、巨赤芽球性貧血、赤芽球癆、骨髄異形成症候群、再生不良性貧血などが該当します。

    また、二次性(血液疾患以外の基礎疾患が原因となるもの)としては腎性貧血や膠原病、悪性腫瘍などがあります。

    ・赤血球消費量の増大

    何らかの原因で赤血球が消費されてしまう部類の貧血です。

    溶血性貧血が該当します。

    二次性としては脾機能亢進(脾臓には赤血球を壊すはたらきがあります)や薬物、出血などが挙げられます。

    貧血の症状

    貧血になるとどのような症状が出るのでしょうか。

    疾患によって様々な症状が出現しますが、貧血に共通する症候もあります。

    大きく分けて、「組織の酸素欠乏」「赤血球量の減少」「酸素欠乏の代償」に分けることができます。

    ・組織の酸素欠乏

    体の各組織に酸素を行き渡らせることができずに起こる症状です。

    頭痛、めまい、失神、狭心症、間欠跛行(あるいているとすぐ疲れて休んでしまう)などがあります。

    ・赤血球量の減少

    赤血球の数が少なくなることで起こる症状です。

    顔色不良や眼瞼結膜蒼白などがあります。

    ・酸素欠乏の代償

    酸素が少なくなったことを補おうとすることで起こる症状です。

    呼吸の数を増やそうとすることで生じる息切れや、

    心臓からの血液拍出を多くしようとした結果生じる

    「動悸」「頻脈」「心拡大」「収縮期雑音」などがあります。

    貧血の治療

    貧血の治療は原因によって様々です。

    鉄が不足することによりヘモグロビンが作れなくなって起こる「鉄欠乏性貧血」では、鉄を補充することにより治療します。

    また、腎からのEPO(多能性幹細胞から赤血球への分化を助けてくれるもの)産生不足により生じる腎性貧血では

    EPO製剤を投与することにより治療します。

    貧血の予防に役立つ食べ物

    貧血になりたくない!」と思うと思います。

    貧血には様々な原因があり、栄養不足によって生じるものは予防が可能です。

    栄養不足によって生じるものとしては、先程も出てきた「鉄欠乏性貧血」や「巨赤芽球性貧血」などです。

    例えば鉄は、胃で胃酸(HCl)とビタミンC(アスコルビン酸)の働きにより3価から2価へ還元されてから吸収されます。

    この時ビタミンCが不足していると鉄を吸収しにくくなってしまいます。

    また、巨赤芽球性貧血はビタミンB12やビタミンB9(葉酸)が欠乏して起こるものです。

    そのため、ビタミンB12やビタミンB9を意識的に摂取することで予防することができます。

    ・ビタミンCを多く含む食べ物

    野菜、果物、イモ類

    ・ビタミンB12を多く含む食べ物

    かき、しじみ、あさり、鮭

    ・ビタミンB9(葉酸)を多く含む食べ物

    緑黄色野菜

    貧血予防のために控えるべき食べ物・飲み物

    逆に、鉄の吸収を妨げるようなものは摂取するとよくありません!

    あくまでも摂取のしすぎ問題であり、常識の範囲内なら問題ないとは思いますが…

    ・鉄吸収を悪くする食べ物・飲み物

    緑茶、紅茶、烏龍茶、コーヒー、玄米、おから、加工食品

    まとめ

    今回は「貧血」について「基準値」から「予防法」までお話しました。

    栄養素との関連が深い貧血は、調べれば調べるほど様々な知識と関連します。

    ぜひ深堀りして知識を深めていってください!

    最後までご覧いただきありがとうございました!

    以上CALORIE TRADE SAPPOROがお伝えいたしました!

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