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糖質制限やケトジェニックダイエットで筋肉量維持が難しくなる理由

糖質制限やケトジェニックダイエットで筋肉量維持が難しくなる理由
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    皆様こんにちは!

    ダイエット&ボディメイク専門パーソナルトレーニングジム

    CALORIE TRADE JAPAN 旭川 代表トレーナーの丸山 輝星 (まるやま こうせい)です。

    糖質制限やケトジェニックダイエットで筋肉量維持が難しくなる理由

    体重を落としたいと思っている人の中には、「筋肉もある程度維持しながら痩せたい」という人も多いはずです。

    ただ体重だけを落としてしまうと、どうしても見た目が悪くなってしまうので、やはり引き締まった身体が理想的ですよね。

    近年流行っている糖質制限やケトジェニックダイエットは、「痩せる」という点では他のダイエット法よりもかなり高い効果が期待できます。

    しかし、残念ながらこの2つのダイエット法には「筋肉量が落ちてしまう」というデメリットがあります。

    この記事では、そんな「糖質制限やケトジェニックダイエットで筋肉量維持が難しくなる理由」について解説していきたいと思います。

    糖質制限とケトジェニック

    まずは多くの人がダイエット法として活用している糖質制限とケトジェニックがどのようなものなのかを挙げていきましょう。

    広くは同じ意味として使われますが、細かな点に違いがあります。

    糖質制限

    糖質制限とは、その名の通り「糖質を制限する」ダイエット法のことです。

    元々は糖尿病の治療法として使われていました。

    現代人は糖質を摂り過ぎている人が非常に多くなっています。

    日本人の主食であるお米はもちろんですし、パンや麺類、芋類、根菜類、果物類、甘味料などにも糖質が多く含まれます。

    ご飯やパン、麺類と言えば一食の中でどれかはたべますよね。

    その美味しさゆえについ食べ過ぎてしまうという人も多いはずです。

    糖質は人間にとってエネルギー源となるので、非常に大事な栄養素ではありますが、摂り過ぎることで食後の血糖値が急激に上昇してしまいインスリンが大量に分泌されるので、ブドウ糖を中性脂肪として体に蓄えてしまうのです。

    糖質制限をすることで、このような悪循環に陥らずに済むわけです。

    「糖質を全く摂らないなんて厳しい」という人も、糖質の摂取をゼロにするわけではないので続けられる可能性もあります。

    「ロカボ」とも呼ばれており、個人差はありますがおよそ1日70g~130g程度であれば糖質を摂ってもOKなのです。

    ケトジェニック

    ケトジェニックは、元々は肥満者が心臓病の手術を受けるための食事療法でした。

    糖質を抑えるという点は、糖質制限ダイエットと同じなのですが、ケトジェニックは糖質を制限することが目的ではなく、「ケトーシス」を起こすことが目的となるという違いがあります。

    ケトーシスとは、糖質が体から枯渇している時に「脂質をエネルギー源にする状態」のことです。

    通常我々は糖質が体内で分解されて作りだされる「ブドウ糖」をエネルギー源にしています。

    しかし、一定期間糖質を制限し続けると、体内に糖質(ブドウ糖)が枯渇していることに危機を感じた体は「ケトーシス状態」に切り替わるのです。

    糖質の代わりに脂質をエネルギー源として使用することになるので、より早く脂肪を落とすことができるようになるわけです。

    一般的な糖質制限よりも糖質の摂取を抑えなくてはいけない(1日30g~50g)ので、ご飯やパン好きの人には非常に厳しいダイエット法ではありますが、逆に言えばそれ以外の栄養はある程度食べれるので、「空腹で辛い」という感覚はそれほど感じなくても続けることができます。

    ただし、ファーストフードや揚げ物などの脂っこい食事は避ける必要があります。

    肉や魚、卵、キノコ、緑系の野菜、最近話題となっている中鎖脂肪酸であるMCTオイルなども積極的に摂取すると良いでしょう。

    糖質制限やケトジェニックダイエットで筋肉量維持が難しくなる理由

    糖質制限やケトジェニックダイエットは、素早く体重を落とすことができる反面、筋肉量が落ちやすいというデメリットがあります。

    筋肉量を維持する(もしくは肥大させる)には、以下のポイントが重要となります。

    ・タンパク質を十分に摂る

    ・筋トレを習慣化させる

    ・糖質を適量摂取する

    糖質制限やケトジェニックは、タンパク質の摂取も筋トレも行うことができますが、糖質が明らかに不足してしまうのです。

    筋肉を作り出す上で最も重要なタンパク質自体も、体内に糖質が不足してしまうと足りないエネルギーとして使われてしまうので、筋肉を作りにくくなってしまうわけです。

    筋トレや正しい知識なしで糖質制限やケトジェニックダイエットを行うのは避けるべき

    前述したように、糖質制限やケトジェニックダイエットは、筋トレとの相性は決して良いとは言えません。

    筋トレをしなかったり、糖質以外の栄養素も不足するようなダイエットを行ってしまうと、栄養が枯渇し使われない筋肉も分解されて代謝が下がるため、痩せて美ボディになるどころかより太りやすく痩せにくい体になってしまいます。

    何より見た目も魅力的ではなくなってしまうはずです。

    理想的なのは、筋トレをしながら、正しい糖質制限を行って極力筋肉を残しながら脂肪をガッツリ落としていく。

    脂肪が落ちたらあとは糖質も十分に摂りながら筋肉をつけることで美しいボディラインが完成するわけです。

    糖質制限やケトジェニックを行うことで急激に筋肉量が減るというわけではありませんから、筋肉を落とさず痩せるためにも筋トレで筋肉を維持させながら慎重に体脂肪を落としていきましょう。

    まとめ

     

    今回は、「糖質制限やケトジェニックダイエットで筋肉量維持が難しくなる理由」について解説してきました。

    糖質制限やケトジェニックダイエットは、体重や体脂肪を落とすには非常に効果的な方法です。

    しかし、筋肉との相性はあまり良くないので、正しく慎重に行う必要があると言えます。

    ぜひそういったメリットとデメリットを理解しながら、日常生活に取り入れてみましょう。

    CALORIE TRADE JAPAN 旭川では、そういった問題もカバーしながら一人一人にあった食事、トレーニングを提供しています。

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    CALORIE TRADE JAPAN 旭川 代表トレーナー 丸山 輝星

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