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【注意】脂質異常症の基準値について

【注意】脂質異常症の基準値について
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    こんにちは!

    札幌のダイエット&ボディメイク専門パーソナルトレーニングジム

    CALORIE TRADE SAPPORO パーソナルトレーナーの吉川 隼生(よしかわ としき)です!

    【注意】脂質異常症の基準値について

    普段の食生活がかなり油っぽいから心配

    脂質異常症ってどんな病気?

    どこからがアウトなのかの境目が知りたい

    脂質異常症という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

    普段の食事で脂っこいものをたくさん摂っている方、必見です。

    今回は脂質異常症の基準となる値からその治療法まで、徹底的に解説します!

    ぜひ最後まで御覧ください!

    脂質について

    脂質」と聞くと、脂っこい食事を想像される方が多いと思います。

    そこからネガティブなイメージが先行し、

    脂質を取らなければ取らないほど良いんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。

    ですが、それは全くの間違いです!

    脂質はタンパク質や炭水化物と並ぶ3大栄養素のひとつであり、人体にとってなくてはならない存在なのです。

    脂質の種類について

    脂質は生体構造やエネルギー代謝などにおいて生命維持に必要不可欠な役割を果たしています。

    生体内に存在する主な脂質は次のとおりです。

    遊離脂肪酸(FFA)

    トリグリセライド(TG:中性脂肪)

    肝臓や脂肪細胞に蓄えられ、エネルギーが不足した際などにリパーゼによりグリセロールと遊離脂肪酸に分解されます。

    グリセロールは肝臓を中心に取り込まれ、糖新生によってグルコースに変換されてエネルギー源となります。

    遊離脂肪酸は細胞内のミトコンドリアでβ酸化されてエネルギー源となります。

    リン脂質

    リン脂質はリン酸基を含むため極性を持ちます。

    そのため安定した生体膜を形成することができます。

    リン脂質がないと細胞どうしを区切ることができなくなるため、大問題です!

    コレステロールエステル

    遊離コレステロール

    コレステロールは主に肝臓で合成される他、食事から摂取されます。

    生体膜の構成成分となったり、非常に重要なステロイドホルモンの前駆体となったりと

    健康に欠かせない物質となっています。

    脂質異常症を考える上で基準となる値

    脂質異常症とは上で説明したコレステロールやトリグリセライドの値が高すぎたり低すぎたりする際に起こる病気です。

    基準としては

    LDLコレステロール140mg/dL以上

    HDLコレステロール40mg/dL未満

    トリグリセライド150mg/dL以上

    のいずれかを満たせば「脂質異常症」となります。

    自覚症状はほとんどなく、健康診断などで発見されることの多い病気ですが

    動脈硬化が促進されて「狭心症」や「脳梗塞」などの合併症を引き起こしやすくなるので注意が必要です!

    脂質異常症の治療

    脂質異常症の治療の主な目的は「動脈硬化性疾患の予防と進展の阻止」です!

    日本では「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」に基づいて治療を行うのが一般的とされています。

    まずは動脈硬化性疾患の発症リスクから脂質管理目標値という目標を設定し、生活習慣の改善や薬物療法を行います。

    推奨されている項目を下に示します。

    生活習慣について

    【動脈硬化性疾患予防のための生活習慣の改善】

    ・禁煙し受動喫煙を回避する

    ・過食を抑え標準体重を維持する

    ・肉の脂身、乳製品、卵黄の摂取を抑え、魚類、大豆製品の摂取を増やす

    ・野菜、果物、未精製穀類、海藻の摂取を増やす

    ・食塩を多く含む食品の摂取を控える

    ・アルコールの過剰摂取を控える

    ・有酸素運動を毎日30分以上行う

    非常に健康的な印象を受けますね!

    全てを実践するのは難しいかもしれませんが、予防的に普段の生活に取り入れられそうなものもあるのではないでしょうか。

    筋トレを習慣にされている場合、普段から高タンパクな食事をし、有酸素運動を行い、アルコール摂取を控えている方が多いでしょうから

    自然と動脈硬化性疾患の予防につながっているように思います。

    薬物療法について

    脂質異常症治療薬は主にコレステロールを下げる薬と、トリグリセライドを下げる薬に分けることができます。

    コレステロールを下げる薬としては、HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)や小腸コレステロールトランスポーター阻害薬が挙げられます。

    また、トリグリセライドを下げる薬としてはフィブラート系薬剤やニコチン酸誘導体が挙げられます。

    HMG-CoA還元酵素阻害薬は横紋筋融解症という副作用が知られているため、筋肉痛や脱力感があったらすぐに医師に相談しましょう。

    まとめ

    今回は脂質異常症の基準となる値から治療法まで解説しました!

    健康的な毎日を送るためにも、普段の生活習慣を一度見直してみるのをおすすめします。

    最後までご覧いただきありがとうございました!

    以上CALORIE TRADE SAPPOROがお伝えいたしました!

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