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蕎麦は全部低GI?

蕎麦は全部低GI?
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    蕎麦は全部低GI?

     

    前回のブログでGI値について紹介しましたが、今回は低GI食品としてネットやYouTubeなどで紹介されている蕎麦、特にコンビニやスーパーで売られている蕎麦について紹介していきます。

     

    目次

    1.蕎麦は低GI食品?

    2.蕎麦の種類

    3.コンビニやスーパーの蕎麦

    4.まとめ

     

    1.蕎麦は低GI食品?

     

    最近蕎麦は低GI食品だからダイエットにいい、なんて耳にすることもあると思いますが、ではGI値はどれくらいかというと54~59と少し幅がありますが主食とされる中ではかなり低いGI値になっています。

    そのほかにもカロリーで言えば100gあたり114Kcalとご飯の156Kcalに比べれば低めです、ただ麺類の中では春雨84Kcalやうどんの105Kcalなど蕎麦以上に低いカロリーの面もありますが、蕎麦にはビタミンB群、カリウム、マグネシウム、リンなどのミネラル、ポリフェノールの一種のルチン、食物繊維が豊富に含まれていて蕎麦は健康的な食品です。

     

    2.蕎麦の種類

     

    蕎麦には

    ・更科蕎麦

    更科粉を使った白い色の蕎麦。

    ・いなか蕎麦

    甘皮と一緒に挽いた蕎麦粉を使い、色が黒くそば粉の香りが強い蕎麦。

    ・十割蕎麦

    つなぎを使わず蕎麦粉のみを使い、コシが有って香りが強い蕎麦。

    ・二八蕎麦

    小麦粉2割、蕎麦粉8割のバランスで配合された蕎麦粉で打った蕎麦。

    ・五割蕎麦

    小麦粉5割、蕎麦粉5割のバランスで配合された蕎麦粉で打った蕎麦。

    などいろいろな種類があります。

    先ほどの説明の中でGI値に幅があったのは、この種類の違いによってGI値に違いが出てきます。

    主に蕎麦粉と小麦粉で出来ている蕎麦ですが、その中の小麦粉の配合量によってGI値が変わってきます、蕎麦粉と小麦粉を比べると小麦粉の方がGI値は高く、必然的に蕎麦の中の小麦粉の割合が多いほどGI値が高くなっていきます。

     

    3.コンビニやスーパーの蕎麦

     

    では最近ネットやYouTubeで話題に上がるコンビニやスーパーのお弁当の蕎麦はどうかというと、厳密に配合バランスは明記されていないものの、日本農林規格(JAS)では、重量比で蕎麦粉の配合率が30%以上であれば、食品としての分類が蕎麦となり、生めん類の表示に関する公正競争規約でも蕎麦粉が3割以上のものが蕎麦と定義されています。

    価格的には小麦粉より蕎麦粉の方が高いので、配合バランスが明記されてないのではっきりとは言えませんが、中には蕎麦粉を使ったうどんの様な蕎麦もあるかもしれません。

    うどんの場合GI値は80程度と高く、小麦粉の多い蕎麦はその分GI値が高くなりますので、ネットやYouTubeで言われているほど、コンビニやスーパーの蕎麦はGI値的にはダイエット向きとは言えないかもしれません。

    ですが企業努力で蕎麦粉の割合が多い場合もあるので一概にGI値が高いとは言い切れません、大事なのはネットなどの情報を鵜吞みにせず、ダイエットの為には自身で情報を集めたり、自身で調理などをすることで、よりダイエット効果を高めることが大事です。

     

    4.まとめ

     

    蕎麦粉のGI値について紹介してきましたが、ネットなどの情報と実態が合ってないものが世の中にはたくさんあるので、確実なダイエットをしたい場合は、自身での情報収集などをすることをおすすめします、又それでもわからない時はパーソナルトレーナーなどの専門家に聞いてみるのもおすすめです。

     

    ―この記事を書いた人―

    カロリートレードジャパン長岡市店

    パーソナルトレーナー

    坂之井 広樹
    さかのい ひろき

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