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日本人のほとんどが過剰摂取!?塩分のメリットとデメリットについて

日本人のほとんどが過剰摂取!?塩分のメリットとデメリットについて
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    日本人のほとんどが過剰摂取!?塩分のメリットとデメリットについて

    私達人間にとって欠かすことの出来ない栄養素の1つとして塩分が挙げられます。

    しかし、塩分は欠かすことが出来ないという一方であらゆる料理に多分に含まれており、多くの方は塩分を過剰摂取しているというのが実情です。

    そこで今回は、塩分のメリットや過剰摂取した際のデメリットなどについてご紹介していきたいと思います。

    塩分のメリット・デメリット、そしてどれくらいが適量かというのを知ることによって、より体のケアを効率良く行うことができ、健康な体を維持することが可能です。是非最後まで読んでみてください。

     

    塩分のメリットとは?

    それでは、まずは塩分はどんな働きをするのか?という点について解説していきたいと思います。

    1:脳や体に情報を伝える

    塩分は私達人間の体内に摂取されると、「ナトリウムイオン」と「塩化物イオン」に分けられます。

    そのうちの片方であるナトリウムイオンには、神経細胞を通して刺激を脳に伝えたり、脳からの指令を体に伝えるといった働きがあります。

    逆にナトリウムイオンが不足してしまうと、例えば何か物を触ったとしてもその感触が上手く感じられなくなったりしてしまいますし、脳からの指令が正しく体に伝わらないため体が動かなくなってしまいます。塩分は私達人間にとって非常に重要な栄養素であると言えるでしょう。

    2:消化・吸収を助ける

    塩分から分けられる塩化物イオンは胃酸の主成分となる栄養素なので、私達人間の消化活動において非常に重要な役割を担っています。

    また、ナトリウムイオンには小腸での栄養の吸収を助けるという働きもあります。

    消化・吸収は生き物が生きていく上での基本的な行動になるため、塩分は生命維持に大きく関わっていると言っても過言ではありません。

    3:酸素や栄養素を細胞に運ぶ

    私達人間の体は小さな細胞が無数に集まって出来ていますが、その細胞と細胞の間には細胞外液という液体があります。

    塩分から生まれるナトリウムイオンと塩化物イオンはこの細胞外液に多く含まれており、その量を維持・調節するという役割があります。

    細胞外液の量が適切に保たれているからこそ、細胞への酸素や栄養素の供給、老廃物の運搬が正常に機能します。こうした面でも塩分は重要な働きをしています。

     

    塩分を過剰摂取した際のデメリットとは?

    では次は、塩分を過剰摂取してしまった際のデメリットについて解説していきます。

    1:むくみの原因になる

    塩分を過剰に摂取してしまうと、体は体内の塩分濃度を適正な値に調節するために水分を溜め込むようになります。そのため、手や足などがむくんでしまう原因になります。

    2:高血圧のリスクがある

    先程もお伝えした通り、塩分過多の状態になると体は水分を溜め込みます。

    そして、水分が多い状態というのは血管を流れる血液の量にも影響します。「水分が多い=血液量が多い」ということに繋がりますので、高血圧になってしまうリスクがあります。

    3:骨粗鬆症になってしまう恐れがある

    一見関係ないようにも思えますが、実は塩分過多は骨粗鬆症の原因にもなってしまいます。

    塩分が多い状態が続くと、体は水分を欲するため喉が乾きやすくなります。

    そして、喉が乾くと水分を多く摂取してしまうので、排尿回数も増えます。この排尿のタイミングで水分だけではなくカルシウムも失われてしまうので、必要以上にカルシウムが流出してしまって骨粗鬆症に発展してしまうのです。

    4:その他の悪影響

    塩分の過剰摂取には上記のような症状の他、

    ・認知機能に対する悪影響

    ・胃がんの進行を早める可能性

    ・慢性的な炎症

    ・腸内細菌への悪影響

    など様々なデメリットがあることが研究によって明らかになってきています。

    塩分は体に必要不可欠な存在ではありますが、だからと言って多ければいいというわけではありません。あくまで適量に留めることが健康の秘訣です。

     

    塩分はどのくらいが適量なのか?

    ここまでのお話でやはり気になる点は、「結局塩分は1日にどれくらい摂取するのが適切なのか?」ということだと思います。

    塩分の1日の摂取量の目安は年齢によって差がありますが

    ・18歳以上の男性の場合:7.5g未満

    ・18歳以上の女性の場合:6.5g未満

    が望ましいと言われています。

    また、こちらはあくまで健康な方を想定した場合の数値なので、高血圧などの症状がある方の場合はさらに下る可能性があります。

    ちなみに私達日本人の1日の塩分摂取量の平均値は、成人男性の場合10.9g、成人女性の場合9.3gと言われています。そのため、日頃から意識して減塩に努めるのが大切です。

     

    最後に

    以上、”日本人のほとんどが過剰摂取!?塩分のメリットとデメリットについて”でした!

    塩分は私達人間が生きていく上で非常に重要な役割をいくつも担っている大切な栄養素です。

    しかし、過剰摂取してしまうと逆に様々なデメリットがあるので、日頃から摂取量を意識していくことが健康の秘訣です。

    あなたも是非、日頃から食べている食品の塩分を調べ、減塩に努めていきましょう。

    最後まで見ていただきありがとうございました!

    Let’s EnjoyHealthy Life!!

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    – この記事を書いた人 –

    カロリートレードジャパン緑区店
    パーソナルトレーナー

    西山 将太
    にしやましょうた

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