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残酷な現実。部分痩せダイエットは信じるな!

残酷な現実。部分痩せダイエットは信じるな!
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    残酷な現実。部分痩せダイエットは信じるな!

    ダイエットをしている多くの人が、身体のある特定の部分から、体脂肪を減らしたいと思って頑張っているのではないでしょうか。

    このようなダイエット方法は、「部分痩せ」と呼ばれています。

    そして、そんな方々のご要望にお応えするような形で、雑誌やSNSなどでは「部分痩せ」のためのダイエット特集が組まれています。

    しかし、残酷な現実ですが、「部分痩せダイエット」は信じてはいけないのです。

     

    ダイエットで痩せる仕組みとは

    よく聞く”痩せる”と言う言葉ですが、これは体脂肪を燃焼させることです。

    ダイエットで体脂肪を燃焼させるためには、食事制限や運動などを行い「消費カロリー量」を「摂取カロリー量」より増やしていく必要があります。

    「消費カロリー」が「摂取カロリー」より多くなることで、体脂肪が減っていきます。

    そして、このときの体脂肪の減る場所は自分ではコントロールすることができずに、身体全体の脂肪が減っていくこととなります。

    ですから、太ももであったり二の腕であったり、特定の部位のみの脂肪を落としていくことは現実的には無理なのです。

     

    部分痩せとは

    痩せるということは脂肪を燃焼させるということですが、体に蓄積する脂肪には痩せる順番があるのです。

    脂肪には、内臓の周りに蓄積する「内臓脂肪」と、皮膚のすぐ下につく「皮下脂肪」があり、この2つの脂肪はそれぞれ燃焼されるスピードが異なります。

    まず、ダイエットをした際には、内臓脂肪が燃焼され、つぎに皮下脂肪が燃焼されます。

    これは、内臓脂肪のほうが代謝が早く、日常生活の中ですぐにエネルギーに変換されて消費されますが、皮下脂肪は代謝が遅くて消費するためには時間がかかるためです。

    また、ダイエットによって内臓脂肪が落ちると、次は体内に蓄積された皮下脂肪が消費されていきます。

    そして、ダイエットをすると、皮下脂肪は生命維持に関わる重要な器官である肝臓から遠い部分の皮下脂肪から消費され、痩せていくのです。

    これは、痩せるときは生命維持に関わりの少ないパーツから痩せていくようになっているということであり、実際は次の順番で皮下脂肪が落ちていきます。また、そもそも体脂肪がつきにくい部位でもあります。

    ①手首・足首

    ②前腕

    ③ふくらはぎ

    ④肩

    ⑤上腕

    ⑥太もも

    ⑦胸・顔

    ⑧お腹

    ⑨お尻

    気にする人の多い「お腹」や「お尻」の脂肪が一番、燃焼しにくくなっているのです。

     

    気になる部分をどうにかしたいときには

    「部分痩せ」はダイエットの原理から考えて、基本的に無理だと言えますが、気になる部分を引き締めることはできるのです

    「部分瘦せに成功した」という人はいますが、それは”部分的に痩せた”のではなく、”部分的に引き締めた”ということなのです。

    言葉は似ているようですが、意味合いが大きく違ってきます。

    部分的に痩せることはその部分だけの体脂肪を減らすことなので、ダイエットの理論から考えて基本的に不可能です。

    しかし、部分的に引き締めることは、その部分の筋肉を鍛えることで、引き締める効果を与えることができるので可能となります。

     

    正しい「部分引き締め」の方法

    ダイエットをしている人から、気になる身体の部分として多く上がる部分が「お腹」です。

    6つに割れたシックスパックを目指すとまではいかなくても、ぽっこりと出てしまった下っ腹をどうにかしたいと考える人は多いでしょう。

    ぽっこりお腹が気になる人も多いでしょうが、お腹を支えている筋肉が衰えていることが原因の一つに挙げられます。

    そんなときにおススメなのが、お腹まわりを引き締めたい、腹筋を割りたいときに行う筋トレである「腹筋トレーニング」です。

    「腹筋」とはお腹にある筋肉の総称で、腹筋は大きく分けて4つの筋肉から成り立っています。

    引き締めたい部分にあった筋トレを選ぶことで、狙った部分を鍛えることができ、いち早く効果を実感できます。

    ポッコリお腹を解消するためには、お腹を囲んでいる筋肉である腹横筋を鍛えることが必要です。

    <腹横筋を鍛えるトレーニング>

    ■フロントブリッジ

    1. 両足のつま先と両肘で体を支える体制にする
    2. 頭・腰・足が真っすぐになるようにする
    3. お腹に力を入れて30秒間体勢をキープする

    ※30秒間のインターバルを置いて3セット繰り返しましょう

    体幹トレーニングの定番である「フロントブリッジ」は、器具は必要なくてスペースさえあれば行うことができるので、ご自宅で気軽に行えます。

     

    まとめ

    今回は、「部分痩せダイエットは信じるな」について、現役トレーナーが解説してきましたが、いかがだったでしょうか!?

    部分痩せができないからと言って、ダイエットや運動をしないという考えも良くありません。

    適度なダイエットに取り組むことや筋トレをして部分的に引き締めることは、健康面でも見た目の面でも非常に良いことです。

    このブログで紹介した「部分的な引き締め方法」を自分のトレーニングに取り入れて、健康的に引き締まった身体を手に入れましょう。

    最後まで見ていただきありがとうございました!

    Let’s Enjoy Healthy Life!!

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    – この記事を書いた人 –

    カロリートレードジャパン緑区店
    パーソナルトレーナー

    西山 将太
    にしやましょうた

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